協会のご紹介

沿革

日本型枠工事業協会の歴史

日本型枠工事業協会の歴史当協会は、各地の型枠工事会社によって昭和30年代を中心に都道 府県ごとに設立された事業協同組合等を母体として設立されました。 昭和39年、社団法人全国建設専門工事業団体連合会が設立され、その中に大工部会が設けられ、各地の組合が参画しました。その後部会の会員数も増加し、活動を広げるため昭和50年11月11日、国土交通省の認可を得て、各地の組合等を母体として社団法人日本建設大工工事業協会(日建大協)が設立されました。 その後公益法人制度改革に伴い、平成20年12月から始まった新制度への移行申請を行い、内閣総理大臣の認可を得て平成26年4月1日、一般社団法人日本型枠工事業協会(略称:日本型枠、英語名:Japan Formwork Contractors Association)に移行・改称しました。

型枠大工の歴史

型枠大工の歴史 型枠大工の歴史は、鉄筋コンクリート建築の歴史と足跡を同じにしています。
日本にその工法が取り入れられたとき、何しろ初めてのことですので、専門工事業者は皆無であり、従って当時木造建築に関わっていた職人が参加せざるを得なかったのです。
そもそも大工は、建物を建造する工程で一番大切な垂直水平を測定します。 鉄筋コンクリート建築の作業工程においても、その特性は活かされ現在でも墨出しと呼ばれる垂直水平を測る作業は型枠大工の責任とされています。 さらに、柔らかいコンクリートを流し込む枠が木材で作られたため、大工の仕事とされ、コンクリートの「型」を作る「枠」の意味で、型枠大工と名称されるようになりました。 以来、約百年の間、建築技術、建築素材の変化にともない、型枠大工の工法、技能も変化してまいりました。
今後もその時代時代のニーズに的確に対応できるよう、私どもは《建造物の垂直水平を司る型枠大工のプライドを持って》努力してまいります。

日本型枠工事業協会の歴史


昭和36年
東京都建設工業協同組合設立
昭和43年
社団法人全国建設専門工事業団体連合会・大工部会設立
昭和49年
技能検定受験ハンドブック初版刊行
昭和50年
社団法人日本建設大工工事業協会設立
昭和51年
「型わく施工必携初版」刊行
昭和58年
日本標準産業分類において、型枠大工工事業新設
昭和59年
一級技能士再教育研修実施
昭和06年
最小目標1,000社として会員の増強キャンペーン開始(10年計画)
平成03年
事前検討打ち合わせ資料用フォーマット作成
平成04年
中小企業庁(通産省)より型枠大工業を近代化資金貸付対象業種として、認定される。
中小企業事業団の技術提案制度に型枠加工システム(ロボット)の提案をし、採用され現在試作機の完成開発開始。
平成05年
リクルート用パンフレット「型枠大工」企画制作
平成07年
環境問題に対する協会の考えをまとめた「環境問題」パンフレットを企画・制作。
平成08年
型枠加工システム試作機完成
平成11年
全国支部長会議開催建設省建設経済局建設振興課長研究会開催
平成26年
一般社団法人日本型枠工事業協会に移行・改称